消費者金融の審査徹底解析!

消費者金融の審査は通りやすいというけれど、実際のところはどうなのだろう…?審査ではどこをどうやって融資できると判断するのか?銀行カードローンと消費者金融との審査の厳しさの違いは何なのか…?など、さまざまな点から消費者金融の審査を徹底解析してみましょう。

 

消費者金融の審査は通りやすい?

消費者金融の審査は甘いとか通りやすいと聞いたことがありませんか?審査に通らなければ借入できないわけですし、そんな審査が甘いところがあるならぜひそこで借りたい!と思いますよね。実際のところはどうなのでしょうか?残念ながら、審査の甘い消費者金融というのはない、と思っていた方がいいでしょう。

 

というのはどうしてかといいますと、「審査甘い」「無審査」などと宣伝をしている業者のほとんどは違法な業者、いわゆる闇金業者などと呼ばれるものだからです。こうしたところを利用してしまいますと法外に高い金利を請求されたり返済できなくなると嫌がらせをするなどの違法行為により困ったことになりますから、審査の甘さなどにつられて利用してしまわないよう、必ず正規の業者を選ぶようにしましょう。

 

正規の業者は貸金業法に基づいて返済能力を超えた貸付けを禁止しており、信用情報を利用した返済能力調査が義務づけられているため債務状況・返済状況・金融事故歴などをチェックしてしっかり審査が行われます。また総量規制により年収の3分の1までしか借入できないという規制もできたので、それを超えた借入になっていないかもチェックされます。このように、消費者金融ではしっかりとした審査が行われているのです。

 

ただし、消費者金融ならどこで審査を受けても同じというわけではありません。審査基準が各社で違うため、審査の通りやすさもそれぞれで違いがあるのです。

 

消費者金融の審査通過率

審査通過率というものがあるのですが、これは新規申し込み者数に対する新規貸付けをした人の数の割合です。審査に通ったものの契約はしなかった、という方はこれに含まれないので、実際にはもう少し審査に通る率は高いということもあるでしょうし、またその時期はたまたまそうした人が多かった、たまたま審査に通りにくい属性の方が多く申し込みをしていた、など状況にも違いがあるでしょうから、あくまでも参考として考えていただくといいでしょう。

 

審査通過率はどこでも公表しているものではありませんが、大手の消費者金融などではこれを公式サイトのほうなどで公表しています。2015年3月期の審査通過率をみてみますと、プロミスは41.1%、アコムは47.3%、アイフルは45.0%となっており、同じ大手の消費者金融でも多少の違いが見られます。

 

しかし、口コミをみますとアコムの審査に落ちたけれどプロミスで審査に通った、という方もいらっしゃいますし、一概に審査通過率だけで判断できるものとも言えません。審査では、属性と信用情報、この二つによって貸したお金をきちんと返してくれる人なのかどうか、返済能力の有無を判断して融資の可否を決定します。

 

属性とは?

このよく聞く「属性」というのは一体どういった審査内容なのでしょうか。例えば、年収が高いほうが審査に有利だとか、サラリーマンより公務員のほうが有利だとか、そういったことを聞いたことはないでしょうか?この年収や職種など審査で考慮される自分の情報が属性なのです。

 

属性にあたる情報としては、

 

年齢
職種
勤続年数
年収
健康保険の種類
居住年数
居住形態
家族構成
電話の種類

 

などといったものが主として属性として取扱われています。金融機関によって多少の違いはありますが、だいたいはこれらが審査の判断材料として活用されます。ではこの情報をもとにどうやって審査を行うのか?といいますと、過去の膨大な利用者データから、「サラリーマンよりも公務員のほうがしっかり返済してくれていた」という傾向がみられたとして、返済能力を点数化(スコアリング)し、申込フォームの内容を自動的に審査していきます。

 

各社ごとの顧客データから導きだされる傾向をもとに独自に審査基準を作っているため、A社では落ちたがB社では審査に通った、ということが起こるのですが、各社の審査基準にはそれほど大きな違いはなく、ある程度の相場は決まっています。例えば「勤続年数は長いほうが属性が高い」「居住年数は長いほうが評価が高い」といったことです。

 

参考サイト・・・おまとめローン審査のおすすめポイント│銀行ローンの選び方

 

信用情報とは?

ではもう一つの審査内容である、信用情報とはどういったものなのでしょうか。信用情報というのは、クレジットカードやローンなどでの契約内容や支払い状況、返済実績、利用残高など個人の信用取引の事実を表す情報のことで、個人信用情報機関というところに登録されています。例えばカードローンの申込みをしたり、現在どことどこからいくら借りていてなど細かな情報が全て登録されているのです。

 

消費者金融の審査の際には信用力の判断のため、参考情報として必ず信用情報を確認しています。そもそも信用情報を利用した返済能力調査は貸金業法で義務づけられているため、消費者金融での審査では法的に信用情報の照会をしなくてはならないきまりなのです。

 

過去に任意整理や自己破産など債務整理をしている場合にはその情報が情報の種類によって決められた数年間登録され続けますので、その間は審査に通ることが厳しくなります。また、カードローンの申込みをしただけで信用情報にはその情報が載りますので、短期間に何社もの申し込みをしてしまいますと、申し込みブラックとして一定期間審査に通りにくくなることがありますのでこちらも注意が必要です。

 

消費者金融と銀行カードローンの審査の違い

消費者金融と銀行カードローンはよく比較されることが多いですよね。そして、銀行カードローンは審査が厳しい、消費者金融の審査はそれに比べると比較的柔軟な審査だと言われています。どうしてそのような違いがあるのでしょうか?

 

まず消費者金融と銀行カードローンでは金利に違いがあるわけですが、銀行カードローンは低金利なのに対し、消費者金融の金利は少々高くなっています。一般的にカードローンでは、この「金利」と「審査の厳しさ」との間は反比例の関係になっていると言われています。つまり、金利が低いほど審査は厳しく、金利が高いほど審査が柔軟になるということです。

 

どうしてこういったことになるのか?といいますと、低い金利で貸付けできるのは審査を厳しくして貸し倒れの割合が少ないから、金利を低くしても赤字経営にはならないということで、逆に高い金利で貸付けしているのは審査が柔軟で貸し倒れの割合が高いため、金利を高くしなければ赤字経営になってしまうからという関係性があるからなのです。

 

また銀行カードローンの場合には、銀行と保証会社、2重の審査が行われます。そのため消費者金融単体で行われる審査よりも厳しく時間がかかる傾向にあるのです。

 

審査に落ちる理由

消費者金融の審査に通らない理由は個人個人で違いがありますし、また前述したように各社ごとで審査基準の違いがありますから一概には「これ」と言えるものはないのですが、審査落ちする理由として多いものはいくつか挙げることができます。

 

【ブラックリストに載ってしまっている】

過去に3ヶ月以上の延滞や自己破産などの債務整理を行っている場合、信用情報に「異動」と記録されるいわゆるブラックリストに載っている状態になります。情報の種類にもよりますが、この情報の登録期間は5年〜10年ほどで、その間審査には通りません。

 

【他社借入件数が多い】

銀行ほど審査が厳しくはない消費者金融であっても、あまり他社借入件数が多いと審査に通りにくくなります。複数のカードローンを利用している状態で新たに借入をしようとしても、「他社の返済に使うのではないか」「そこまでお金に困っている状況で返済できるのか」と返済能力に不安があると判断され審査で落としてしまうのです。

 

【申し込みブラックになっている】

短期間に複数の会社に申し込みを立て続けてしますと、「短期間にあちこちで申し込みをして断られ続けている危険な人物」と判断され、一定期間審査に通りにくくなってしまいます。各社違いはありますが、1ヶ月間で3社程度がセーフ、それを超えるとアウトのようです。

 

【信用度が低い】

電話がない、会社の在籍確認がとれない、など申込書の内容に信頼性がない場合審査に落ちてしまいます。また、申込書に虚偽記載をしたことがわかった場合もです。

 

消費者金融の審査に通るための3つのポイント!

消費者金融の審査に通るためにはどういった点に注意したらいいのでしょうか。審査で見られる属性や信用情報は、審査に通るために今からどうにかしようとしてどうにかできるものではないようですが、何か事前にできることはないのでしょうか?

 

【1. 申し込みフォームには正確な情報を入力する】

こんなこと?と思われるかもしれませんが、前述したように虚偽記載などあれば審査に通る可能性が低くなってしまいます。審査の際には信用情報機関に必ず信用情報を確認しますから、借入件数や金額などを少なく見積もって入力してもすぐに嘘がバレてしまうだけです。それ以外の情報についても、過去の膨大な利用者データを照会することで嘘は見抜かれてしまうといいます。また、故意に嘘をつこうとしたのではなく誤入力であったとしても、あまりに間違いが多いようですと信用の点で不安視されますから慎重に正確な情報を入力するよう注意しましょう。

 

【2. 借入件数が多い場合には完済実績を積む】

借入件数が多い場合には可能であれば残債が少ないものから完済し、完済実績をつくりましょう。残債が少なくしかも他社であっても、「完済した」という事実は審査に有利に働きます。

 

【3. 利用限度額は必要な分だけ】

収入に見合わない希望借入れ額にしてしまいますと審査に通りづらくなります。限度額はのちのち利用状況によって増額することも可能ですから、まずは必要な分だけ申告して審査に通ることを目指しましょう。

 

審査に通るかどうかは各社審査基準を公開していないため、受けてみなければわからないところがあります。もしもそれでも審査落ちしてしまったら、すぐに他で申し込みをするのではなく、どうして落ちてしまったのか?その理由について見つめ直してからより審査に通りやすいところで再度申し込みをしてみましょう。